スズキ・バーグマン200ABS ETC・ドライブレコーダー取付
軽量な取り回し・足付きの良さから当店でも人気モデルのバーグマン200。
昨今の道路事情からETCとドライブレコーダーの取付が増えております。
今回はスズキ・バーグマン200ABSへの取り付け例となります。
今回取り付けるのは、ミツバサンコーワ製MSC-BE700S。
こちらはインジケーターに情報表示を集約したことで、アンテナ設置場所の自由度を増したモデルとなります。
ドライブレコーダーは同じくミツバサンコーワ製のEDR-21Gα。
前後2カメラにGPS機能がついたEDR-21Gのバージョンアップモデルとなります。
まずは電源を取るためにフロントカバー類を取り外した所です。
バーグマン200は車体サイズの割に内部空間に余裕があるので、カスタムは比較的容易に感じます。
ETCとドライブレコーダーは、並行して取り付けていきます。
電源を確保し、車載器をグローブボックスに設置しました。
グローブボックス右側は、上部に凹んだ空間があるのでETCやドライブレコーダーの車載器の設置に丁度よいかと思います。
ETCとドライブレコーダーのアンテナを収めて、フロントカバーを取り付けます。
ETCのインジケーターはハンドルカバーに設置しました。
今回はハンドルカバーに穴を開け、各配線をこのように設置しました。
正面にあるのはドライブレコーダーのスイッチとなります。
ドライブレコーダー本体はメットインスペースに配置しました。
前カメラの設置場所は毎回悩むのですが、今回はカバー裏に設置しました。
後カメラは、おなじみの専用ステーを使用。
ナンバープレートに共締めするタイプなので、加工要らずで調整も簡単の優れものですね♪
という事で、バーグマン200への取付例でした。
ご参考になれば幸いです。
GSX-S125 ABS フェンダーレスキット取付
今回はスズキ・GSX-S125 ABSにフェンダーレスキットの取付をしました。
取り付けたのは、当店でも人気のエンデュランス製のフェンダーレスキット。
ステー以外は純正部品を流用できるので、車両の見た目を崩しすぎず、
アクセントの効いた絶妙な見た目になるパーツと言えるでしょう。
純正フェンダーとカプラを取り外したところです。
あっという間に装着完了。
反り上がっていくシートカウルがはっきりとなり、リヤタイヤよりも手前にくることで
スマートな印象になりました。
二人乗りをしないのであれば、シングルシートカウルとつけることでより
よりスタイリッシュなるかも。
ボリュームのあるシュラウドと、カウルラインがハッキリしたことで
125ccには見えない迫力が出ているように思えます。
色々な角度でも映えるのが、GSX-S125の魅力でしょう。
またエンデュランス製のリアキャリアであれば、フェンダーレスキットと同時装着が
できるのも嬉しいところでもありますね。
汚れが捲ってくるのはフェンダーレスの弱点でもありますが、一段とかっこよく
できますので、GSX125シリーズをご使用の方には如何でしょうか?
取付の際はお気軽にお申し付けください♪
スズキ・ジクサーSF250 ETC取付
今回はスズキ・ジクサーSF250に二輪車用ETC車載器の取付をしました。
取り付けたのは日本無線製のJRM-21。
ETC2.0対応で、コンパクト開閉タイプなのでカード挿入もしやすいモデルです。
配線を取り回すため、外装を外していきます。
ジクサーは今や珍しい油冷エンジン、125ccを思わせるコンパクトさですね。
エンジンに対して車体が大きく、空間にゆとりがあるのがありがたいです。
アンテナ設置のために、ヘッドライトを外したところです。
配線を外すとユニットごと外せるのは便利。
フォーク奥に見えるのがオイルクーラーです。
今回はアクセサリ電源の設置との同時作業になるので、共に配策をしていきます。
将来的なカスタムのために、デイトナ製の電源ユニットを取り付けてみました。
スイッチONで動作する4つの電源を取り出すことができます。
車載器はタンデムシート下に設置しました。
最初から車載器をつける事を想定したのかと思えるほどにフィットしていますね。
インジケーターはタンクカバーに設置。
ハンドルを据え切りにしても干渉しません。
こちらは同時装着したUSB電源付のマルチバー。
セパレートハンドル車に最適なステムホールに装着できるタイプです。
ということで、ETCの取付でした。
ETCは料金所でのスムーズに通過できるのはもちろん、高速道路の乗り放題の
ツーリングプランが適用できたり、時期によっては購入助成があったりと
費用対効果がとても高い用品でもあります。
これからのツーリングシーズンに、ぜひ取付のご検討をいただければと思います。
スズキ・バーグマン400 ETC取付
今回は、スズキ・バーグマン400のETC取付となります。
取付たタイプは日本無線製JRM-21、コンパクト式のETC2.0車載器です。
故障した車載器の交換となりますので、配索も電源取り出しも容易に済みました。
ワイズギア製のETCポーチをつけると違和感なく、車載器も保護ができて便利です。
マジックテープでポーチごと着脱が可能なので、カードの出し入れもスムースに行えます。
インジケーターは穴あけや加工を要しないハンドルカバーに設置しました。
日本無線製は少量ですが入荷できているのですが、ミツバサンコーワ製の車載器は入荷未定となっており
まだまだ品薄状態が続くものと思われます。
取付を希望されるお客様は、一度お問い合わせをいただければと思います。
スズキ・アドレス110 改善対策 クランクシャフトの交換②
早速、クランクシャフトの交換をしていきます。
エンジンを車両から下ろして、オイルを抜いていきます。
空冷単気筒エンジンはシンプルな構造なので、作業も楽しいですね。
腰上部分を外し、クランクケースを割ったところです。
クランクシャフトはケースに圧入されているので、専用工具で外していきます。
左が対策済のクランクシャフトで、テーパ面が適切なものとなっています。
分解ついでにエンジン下部を確認してみました。
エンジンオイルはエンジン下部に溜まっており、オイルポンプで循環させています。
オイルは真ん中くらいしか入っておらず、上部は空洞になっているのが判ります。
オイルが白く濁る場合は、この空洞の中にある空気の水分が混ざってしまうことで発生します。
中央にあるのが、オイル排出口についているオイルストレーナー。
この車両は、オイルフィルターが別でついており、大きなゴミはストレーナーで回収します。
早速、クランクシャフトを組み込んでいきます。
クランクシャフトは圧入されているので、上の特殊工具を使い圧入していきます。
組み上げていったのですが、その過程の画像を撮っておらず、このまま完成となりました。
大きなトラブルもなく、スムースに作業が進んでホッと一安心。
他社のリコール・改善対策もまだまだ残っているので、早急に作業をしていかねばですね!
スズキ・アドレス110 改善対策 クランクシャフトの交換①
ようやく長かった緊急事態宣言も解除されて、まずはホッとしております。
当店の周りでも、まだまだ人の動きが戻っていないように感じますので、
早くいつも通りの日常が戻ってきて欲しいものですね。
さて、この度はスズキ・アドレス110の改善対策作業を実施しました。
時間の掛かる作業ですので、却ってこの閑散な状態で良くも悪くも助かっている
のかも。
今回の改善対策は、発電機側クランクシャフトのテーパ加工が不適切なので、
ジェネレーターロータが正しく嵌まらなくなり、クランクシャフトが破損し、
走行不能になるといったものです。
まずクランクシャフトのテーパ部のフレッティングを確認します。
ロータとシャフトの接触面の傷幅が8mm未満であれば、シャフトは問題なし。
その後、ダイヤルゲージを用いてテーパ部の振れを測定し、基準値外であれば
ロータを交換。基準値内であれば、問題なしとして組み直しをします。
フレッティングとは、2つの物体の接触面が極めて小さい振動によって生じる
表面傷のことを指します。
上の車両は綺麗なテーパ部で、シャフトの触れも基準値内でした。
今回作業する車両はこんな感じで、基準値を大幅に超えており、振動によって
テーパ部表面が損傷し、発生した摩耗粉が錆を生じさせています。
クランクシャフトを交換することとなりました。